当社は、世界鉄鋼協会（worldsteel）傘下の建設用鋼材市場普及組織 constructsteelが主催するThe constructsteel Awards 2024に於いて、Innovation of the yearを受賞いたしました。
今回受賞した案件は、大樋橋西高架橋（発注者:国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所）です。
当工事は、鋼上部工工事におけるECI発注工事で、渋滞が激しい国道2号の交差点で、現道交通への影響を最小限にするため、多軸式特殊台車を用いた上下部工一体（桁の一部と両橋脚を剛結して一体化したもの）の一括架設を採用し、作業性の向上及び作業時間を短縮（一夜間で設置）しました。
建設時間短縮・製品改善度・鋼構造業界へのインパクト度等が評価され、2024年10月23日、米国ノースカロライナ州シャーロット市で開催されたconstructsteel年次大会に於いて、Innovation賞を受賞しました。
Constructsteelヴァサート会長より当社髙田英二取締役常務執行役員にトロフィーが授与されました。
受賞後15分間のスピーチとプレゼンテーションを行いました。
トロフィー
world steelウェブサイト
上記ウェブサイトにある動画(YouTube)の1:45～2:10が当該案件です。
架設動画（日本語版）
発注者：国土交通省 中国地方整備局 岡山国道事務所
工事名：国道２号大樋橋西高架橋工事
工事場所：岡山県岡山市南区古新田から大福地内
形式：3径間連続鋼床版箱桁、鋼製橋脚２基
橋長：149.300 幅員：17.900ｍ
施工者：日本ファブテック・鴻池組特定建設工事共同企業体