初めてのめり込んだ 技術営業という仕事

派遣会社から日本ファブテックの技術営業職の求人を紹介されたのがきっかけです。半年ほど働いて「仕事が楽しい」と思っていた矢先、上司から「正社員にならないか？」と声をかけていただきました。それまでの自分は職を点々としていたのですが、周りからのサポートが手厚くこの会社で頑張りたいと正社員として働くことを決めました。

高層ビルなどの設計に使われる「KAPシステム」という鉄骨構造物専用CADの営業をしています。もともとは自社で使うためのCADとして開発したものですが、現在は全国のファブリケーター様に使用していただいています。私の仕事は、そんなユーザーの方々のフォローをしたり、新しい機能を紹介したり、新規の問い合わせに対応したりすることです。地域ごとに開催するユーザー会にお客様を呼んで、質問を受けたり、新機能を紹介したりすることも。お客様のニーズを汲み取りながら、売ったら終わりではなく、長期的な関係を築いていけるのがこの仕事の魅力だと思っています。

この部署の営業担当は、私一人です。上司に相談しながらですが、自分が主導権を持って価格、売り方、お客様の提案を決めていけるため、仕事を任せてもらっている感覚になります。売上目標を達成できれば自分への評価に直接つながりますし、その逆もまた然りです。結果が数字ではっきりとわかるために、責任感を持って仕事ができています。また、KAPシステム部は東京にありますが、元々は大阪にあった事務所です。部内には関西弁の人たちが多く、関西らしい冗談が飛び交う部署で、いい人間関係が築けているのもモチベーションの一つになっています。

私が売っているCADのシェアが業界で二番手ですので、一番にしたいという気持ちが強いです。部長や上席も、KAPシステムを長く担当してきているので、最終的には自分も10年、20年と経験を積んで、「KAPシステム」といえば川筋と言われる存在になりたいと思います。そのためには、CADの知識はもちろん、お客様についてもっと知るなど、まだまだ学ぶことばかりです。