技術紹介(橋梁)

レーザー三次元計測システム『簡測くん』

鋼構造物向け高精度三次元レーザートラッカー計測システム

簡測くんは、レーザートラッカー(本体から出ているレーザービームを計測球(リフレクター)に当てることによって、計測球の中心座標を精密に算出可能な三次元測定機)を利用した鋼構造物の出来形を「簡単に測る」計測システムです。
計測ターゲットの設置・撤去が不要で、計測球を測りたい任意の点に接触させるだけで三次元測定が行えます。更に、計測した点と設計モデルをダイレクトに比較可能で、出来形の良否判定がその場で行えます。特に、橋梁部材では自社開発の計測専用冶具を用いることで、更に効率的な計測が可能で、シンフォニーの仮組立シミュレーションシステムとの連携も図れます。

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全体概念図

作業手順(橋梁部材計測の場合)

計測イメージ

設計モデルとの出来形比較のイメージ

計測作業では、リアルタイムに計測座標値と設計座標値の数値比較を行うと共に、計測点と三次元設計モデルをビジュアルに比較確認もできるため、計測中の計測ミスや製品の出来形精度の確認が容易に行えます。

仮組立シミュレーションの部材計測例(鈑桁計測)

実仮組立計測例(方杖ラーメン橋の逆さ仮組立での計測)

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